8月12日にXに投稿された森まさこ議員の発言。その発言が物議を醸しています。
その問題の言葉が「ブライダル補助金」。
あ〜自民党またくだらない政策やっているよ・・・と感じたのが正直な感想。
SNS上でも同じような考えの方が次々に怒りをあらわに。炎上騒動となってしまいました。
しかし蓋を開けてみると思っていた「ブライダル補助金」とはかけ離れた印象のこの制度。
こちらでは「ブライダル補助金」とは?という内容についてしっかりお伝えいたします。
そして今回浮かび上がった森まさこ議員とブライダル業界との関係についてもお伝えいたします。
どうぞご覧ください。

森まさこブライダル補助金の投稿で炎上!
森まさこ議員の問題の発言がこちら。

先日、経産省サービス産業課よりレクを受けました。
議連の要望が叶い新設されたブライダル補助金の第一次、第二次公募の結果について報告を受け、夏の概算要求に向けた対応も説明を受けました。
これを受けて秋に議連を開いて議論して参りたいと思います。
(私が会長を務める自民党少子化対策議連の要望により新設されたブライダル担当!)
これだけ見ると「え?」と思いますよね?
自民党少子化対策議連の行きつく先がブライダル補助金?国税使って何してくれんの?と思ってしまうのも当然。


SNS上でも批判の声が多く上がり炎上騒動にまで発展。
実際の森まさこ議員のいう「ブライダル補助金」の内容について見ていきましょう。
そもそもブライダル補助金とは?
ブライダル補助金はインバウンド対策!個人へのばら撒きではない
ブライダル補助金という名前を聞くと、結婚する人に補助金を出すのでは?と思いますが、こちら個人への補助ではなく「特定生活関連サービスインバウンド需要創出促進・基盤強化事業」の一部となります。
結婚すると貰える結婚新生活支援事業補助金とは異なります。
人口減少やコロナ禍で需要が激減したブライダルという産業を救うために、日本ではなく海外(インバウンド)を積極的に取り入れ業界を活性化させよう!というものなのです。
こちらがその事業目的です。

ブライダル産業といった生活関連サービス業は、新型コロナウイルス感染症感染拡大
を契機として国内の事業環境が変化しています。
本補助金は、補助事業者が実施する特定生活関連サービス業のインバウンドフ要 獲得に向けたビジネスモデルの構築等を行う事業に要する経費の一部を助成することにより、特定生活関連サービス業の持続的発展を支援することを目的とします。
私の知人もハワイで結婚式をあげたりしていますが、その逆バージョンを今度は日本が仕掛けるということになります。
「国内のブライダル需要が新型コロナ禍で激減し、今も“なし婚”を選択する人が多いため、インバウンド=訪日外国人のブライダル需要を取り込もうということ。実は北海道や京都、沖縄など、日本の観光地で結婚式を挙げたいという声は以前からあったが、それに対応できる環境が整っていなかった」(ブライダル関係者)
東スポWEBより
ターゲットは個人ではなくあくまでブライダルを行う法人となります。
ブライダル補助金が少子化とどう関係するの?
気になるのはやはりこのブライダル補助金がどうしたら森まさこさんが打ち出す少子化対策につながるという点です。
ここでポイントとなるのが。
人口が減っていく日本において今後ブライダルが生き残ることはできるか?と考えた時に正直現状では難しいと考える人が多いと思います。
そこでターゲットを国内ではなく海外に向けると、今後経済発展の見込めるインドなど人口がどんどん増えている国が多くあります。
そういった海外の需要を取り入れることによって、死にゆく産業に新たな活気を生み出し日本経済をしっかりと回しくという意味が込められています。
少子化=出生率の改善という点ばかりに頭が動いていってしまいますが、このまま人口が減り続けた場合にどうして行くのがベストなのかを考えているということになります。
今回の炎上の要因は森まさこ議員の説明不足

ブライダル補助金の内容をきちんと見ると産業の活性化に向けたものだということがわかります。
それでも炎上してしまった今回の要因は
森まさこさんの説明不足が大きな原因だと思います。
SNS上の反応を見ると以下の2点が争点になっています。
・ブライダル補助金の内容に触れず、ばら撒きと思われた。
・「自民党少子化対策議連の要望」とあることから当然日本国内における少子化対策と思われた。

結婚式代がないから結婚できな〜い



こういう人のために補助金を!そしたら結婚して、子供も増えるはず!
みたいに捉えた人がほとんどなのでは?
確かにこういう風に捉えるとばら撒きと感じますし、少子化に全く関係のないトンチンカンな政策を作っているように感じてしまっても仕方ないですよね。
森まさことブライダル業界は蜜月関係!
森まさこは業界最大手から100万円の献金をもらっていた!
今回は言葉の一人歩きでことが大きくなってしまった部分があるのは事実。
しかし1点気になる点が・・・
それがわかるのがこちらの森まさこ議員の政治資金収支報告書。




森さんへの寄附がある17件のうち1番高額なのが株式会社テイクアンドギヴ・ニーズからの100万円の献金。
この株式会社テイクアンドギブ・ニーズは、東京都品川区に本社をおく、ウェディング事業を行っている企業。
国内のウェディング事業においては、全国に約100会場の結婚式場の運営を行っており、業界最大手である。
なんと業界最大手と森まさこ議員の繋がりが・・・
SNSでは利権主義に再炎上
これにはやはり利権が絡んでいるとSNSでは猛反発が。




わざわざ何かをしてあげている裏には必ずお金が絡んでいる・・・利権主義の自民党らしさが全開に出ていますね。
今後の火種はどうやら森まさこ議員とブライダル業界の利権となりそうです。


まとめ
森まさこ議員の「ブライダル補助金」炎上についてお伝えいたしました。
こちらの制度自体は産業活性化のためという大義があるよう。
あくまで個人ではなく法人。そして少子化=人口減少に対応するためのインバウンド政策であることがわかりました。
しかし、気になるのはその裏にある森まさこ議員とブライダル業界の関係性。
現状献金がありお金が動いているのは事実のよう・・・
利権のために流される国税ではないことだけを願いたいと思います。