歌手の黒崎真音さんが16日に持病の悪化で亡くなっていたことを、所属事務所が28日に発表しました。
まだ35歳の黒崎さん逝去のニュースに衝撃を受けたかたも多いことでしょう。
今回事務所の発表で死因は「持病の悪化」となっています。
積極的な活動を行っていた黒崎さんの病気とは一体何なのでしょうか。
黒崎真音さん16日に35歳で急逝

28日に黒崎さんの事務所より2月16日に黒崎さんが急逝したという発表がありました。
今後のスケジュールも映画や新曲などかなり積極的な様子が伺える中での報告。
黒崎さん自身の10日に自身が出演する予定だった「アニマチ Re クリエイション 2023」の告知をするなど、その前兆は全く感じられません。
黒崎さんの死因となってしまった持病とは一体どんな病気なんでしょうか。
黒崎真音さんの持病は慢性の頭痛?硬膜外血腫の再発の可能性も

黒崎さんの死因の持病が何かは明らかにされていません。
しかし、黒崎さんは以前から慢性の頭痛持ちであることを明かしています。
過去には硬膜外血腫がきっかけでライブ中に倒れてしまうこともありました。
硬膜外血腫の再発率は10〜20%と言われています。
そして昏睡(こんすい)状態の重症急性硬膜外血腫の死亡率は20%。
前回は運よくライブ配信で周りのスタッフによる、す適切な処置が受けられたことが幸いし一命を取り留めましたが、今回はそういった状況ではなかった可能性も考えられます。
過去に硬膜外血腫で治療した経緯も
2021年9月18日の配信ライブ中に倒れる!

もともと慢性の頭痛持ちと言われていた黒崎さん。
黒崎さんは2019年9月18日に自身の配信ライブ中に倒れ緊急搬送されるということがありました。
その時のことをブログでこのように語っています。
配信ライブの日は、あまり記憶が無く、タクシーで現場まで行ったことは
覚えているのですが、リハーサルや本番の記憶がまるで無い
予備電源みたいな感覚を使って歌っていたんだと思います
上手に歌えてなかったですよね
途中で倒れて、見てくださっていた皆さんは本当に驚いたと思います
怖い思いをさせてしまってごめんなさい
黒崎真音オフィシャルブログより
ほとんど記憶がないと言うのはすごいですね。
私も過去に脳炎になったことがあるのですが、おそらくすごい頭痛だったと思うのですが、後から思い出そうとしても記憶ごとなくなってしまうんでしよね・・・
それだけひどい状況だったと言うことですね。
硬膜外血腫とはどういう病気か見ていきたいと思います。
硬膜外血腫とはどんな病気?

硬膜外血腫は外部からの圧力で血液が溜まってしまい起こる症状のようです。
硬膜外血腫は、転倒や交通事故などで頭部に強い力が加わることにより、脳を覆う膜の中で一番外側にある硬膜と頭蓋骨の間に血液がたまって、塊になった状態を指します。出血の多くは骨折した骨が、硬膜と頭骸骨の間にある動脈や静脈を傷つけたことによって起こり、受傷後数分から2日程度の間に急激に出血して血腫が形成されます。時間がたってから慢性的に進行することはありません。出血量が多い重症例では緊急の治療が必要になります。
ドクターズファイルより
本人は頭を強くぶつけた記憶がないと語っていますが、慢性的な頭痛が何らかの影響を与えていたのではないでしょうか。
症状は頭痛、嘔吐、半身の脱力や麻痺、意識障害で、黒崎さんの場合は倒れてしまったということで意識障害に当たると思います。
ワクチン影響は本人が否定
2021年に倒れた時にワクチン影響では?という噂も多く出回りました。
しかし、こちらに関しては本人がオフィシャルブログの方でしっかりと否定をしています。
「わたしの頭痛に関してはここ2、3ヶ月の出来事ではないので一部の人から言われているワクチンの副作用だとは考えにくいですね」とする。「まぁ100%そうだとも言えなければ、100%違う、とも言えないんじゃないでしょうか なので勝手にわたしがワクチンを2回打ったことになっていたり ワクチンのせいでこうなった、みたいなことを言うのはちょっと違うんじゃないかなぁと、当事者は思っております」とも発信した。
まとめ
黒崎真音さんが急逝した理由の持病について考察してまいりました。
過去にも硬膜外血腫で長いリハビリをしてきた黒崎さん。
「持病」ということだけではっきりとした原因は明かされてはいませんが、今後のスケジュールもしっかり入っていたことから本当に急なことだったのだと思います。
まさかの親友・神田沙也加さんと同じ年での他界。
ご冥福をお祈りしたいと思います。